ホスティングサーバとは?
3分で分かる簡単解説

個人でも法人でも、Webサイトを立ち上げようとした場合、必要になるのが ”インターネット回線” と “サーバー” の2つを用意することから始めます。基本的なことなので、ご存知の方は多いでしょう。その2つを用意するにあたって、インターネット回線はNTTの「フレッツ光」をはじめ、今では光コラボーレーションによって様々な業種が参入しています。

次にサーバーに関してはいくつか方法はありますが、小・中規模程度のWebサイトを製作する場合、”ホスティングサーバー” の利用が一般的。初めての方は、ホスティングって何?となりそうですね。ここでは、その「ホスティングサーバー」とは何かについて詳しくご説明いたします。合わせて「ホスティング」と「サーバー」の意味や役割についてもご紹介いたします。

目次

  1. まずはサーバーの役割を理解しておこう
  2. ホスティングサーバーとは何なのか?
  3. ホスティングサーバーの仕組みと役割とは?
  4. まとめ

1、まずはサーバーの役割を理解しておこう

最初に、ホスティングサーバーについて説明する前に、そもそもの「サーバー」がどのような役割を果たしているのかご紹介いたします。

ここで参考までに、今は「サーバー」と書いていますが、「サーバ」と書くこともありますよね。どちらも広く使われていますが「サーバ」のように、語尾を伸ばさないのは、マイナスやハイフンなど区別を付けづらい記号による読み間違いを防ぐためのもので、IT業界の習慣のようなものでしょう。
もちろん「サーバー」と「サーバ」はどちらも正しいのですが、IT業界では「サーバ」と記述する人が多いかもしれないということになります。

それでは本題に入りますが、そもそもサーバー(server)とは、ネットワークで繋がったコンピューター上で他のコンピューターにファイルやデータ等を提供するコンピューター、またそのプログラムを指します。

サーバー向けの専用OSやアプリケーションを搭載し、各パソコンの要求に応じてデータを送信したり、処理したりします。今お使いのパソコンも、サーバー用のOSを入れれば「サーバー」に変身するのです。一方、サーバーに対しサーバーからサービスを受けるパソコンのことは「クライアント」と呼びます。

サーバーは、Webサイト作成者とクライアントのパソコンの中間に位置し、様々なリクエストに応えています。メールの確認を行い、データの受け渡しやウェブページ閲覧も全てクライアントであるコンピューターのリクエストにサーバーが応えているのです。

2、ホスティングサーバーとは何なのか?

ホスティングサーバーは、
・サーバホスティング
・レンタルサーバー
・共用サーバー
と、呼ばれることがあります。厳密に少し違いはありますが、『ホスティングサーバー = レンタルサーバー』と認識しておくと分かりやすいでしょう。

ホスティングサーバーを簡単に表現すると、複数のユーザーが利用するサーバーのことになり、基本的にWebサイトやアプリケーションをインターネット回覧で一般公開するために使われます。

そのサービスを「ホスティングサービス」といい、サーバーの利用者自身でサーバーの運営・管理をしなくてもいいように、有料または無料でサーバーのHDDの記憶スペースや情報処理機能などを利用してもらうサービスのことになります。
単純に、利用者がデータセンターなどにあるサーバーや回線をレンタルすることです。

参考までに、ホスティング以外でサーバーを用意する場合は、以下の2つの方法があります。
・「自社サーバー」 パソコンを購入するのと同じように物理的なサーバーを購入して自社で管理している
・「ハウジング」  インターネット回線や設備が整った場所に自ら用意したサーバーを設置する

仮に、自社サーバーを構築したり運営したりする場合、そのためのコンピューターを購入し、設置する場所も用意しなければなりません。1日中起動したままにしておく必要があることが多いので電気代も余計にかかってしまいます。

次にホスティングサーバーでは、サーバーおよび回線をレンタルするため月額料金が発生するものの、ホスティングサービスを提供している事業所の多くは、低価格を売りに設定していることから、1社でサーバーを独占できる「専用サーバー」で月額1万~数万円程度、複数の利用者でシェアする「共用サーバー」であれば月額数百~数千円で借りられます。

以上のように、ホスティングサーバーは、費用面はもちろん管理・運用のしやすさから一般的に導入されることが多いのです。

3、ホスティングサーバーの仕組みを理解しておこう

ホスティングサーバーは回線やサーバーを借りることは分かっても、「仕組みはどうなっているの?」という疑問もあるかと思いますので、ホスティングサーバーの仕組みをご説明いたします。

前項の通り、ホスティングサーバーのサービスは、プロバイダや通信事業者が保有するサーバーを、ネットワーク経由で利用者に貸し出すサービスのことです。データセンターの利用形態の一つであり、一般的に「レンタルサーバー」とも呼ばれます。

その仕組みは、ホスティングサーバーはインターネット上のWebサイトやブログを公開するための「置き場」の役割を果たしています。インターネットに公開するデータの置き場所である「サーバー」は非常に大きな機械なので、とても一個人や法人であっても中々準備できるものではありません。なので、ホスティングサーバー事業者から、データ設置場所を「レンタル」することが一般的になっているのです。

一方、そのホームページを見たい複数の一般ユーザーは、ホスティングサーバー事業者が運用するサーバーにアクセスしてホームページを閲覧するという仕組みとなります。

ホスティングサーバーを利用してホームページを公開する場合、Webサイトの作成者は以下の用意が必要になります。

  1. ➀Webサイトの記事を用意する
  2. ➁作成した記事を「ホスティングサーバー」にアップロードする
  3. ➂Webサイトの「ドメイン」を用意する

以上3つが基本になります。

ちなみに「ドメイン」を分かりやすい言葉で表現すると、インターネット上の「住所」にあたるものです。正確には、「インターネット上に存在するコンピューターやネットワークを識別するための名前」となります。そもそもドメインとは、自身のホーページ(ブログ)や会社のホームページの住所ともいえるURLの一部になるものです。ドメインがなければホームページを公開することはできません。

4、まとめ

Webサイトでは、ホスティングサーバーを利用するほうが大きなメリットがあり、実際に多くのWebサイトでホスティングサーバーが利用されています。簡単には、「ホスティングサーバー=レンタルサーバー」と認識しておくと分かりやすいでしょう。ここでは、ホスティングサービスとは何なのか、意味や仕組みだけでもご理解していただければ幸いです。


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